地元多治見市一筋93年。ここまで長い間、営業して続けてこられたのも岐阜のお客様に愛され、そして選ばれ続けてきたからです。
「提案力」「技術力」「対応力」、これら3つを大切に、パレット製作や包装・梱包材のご提案をさせていただきます。
代表の市原です。今年最後のブログなので、代表の市原が人材に関しての私の思いを書きたいと思います。
良く「企業は人なり」と云う言葉を耳にします。また人材ではなく人財であると云われる経営者の方もみえます。
企業は人、物、金、情報と云われるように、第一に人が来ます。
私も全くその通りだと思っています。企業は人によって栄え、人によって滅びます。
現在は人口減少の時代ということもあり、人材不足が叫ばれています。我々中小企業にとっては深刻な問題です。
この多治見のハローワークでも求人倍率は2倍を超え、どこの企業もなかなか人が集まらないという厳しい声を耳にします。
確かに、求人を出してもなかなか応募がないというのも身に染みて感じます。
昭和の時代と違い、終身雇用という言葉は死語になりつつあります。
CMでも転職を後押しするようなPRもされています。当社では、一度採用した社員は、
出来る限り長くいてほしいと考え、無理な不可は与えず、責任と自覚をモットーにそれぞれの個性を最大限に引き出すようにしています。
人は、悪い所が目に付けば、悪い所ばかり見るようになります。
私は、経営者としてできるだけその人の良い所を見るように心がけています。
作業のスキルは少し劣るけど、とにかくまじめでコツコツやるタイプ。協調性には若干欠けるが、発想力は抜群などなど…
良い点を見ていると悪かった点が薄らいでいきます。そんな点を褒めてあげると、ますます頑張ってくれます。
当社でも当然、人は宝です。社員を大切にする会社、月並みですがそれが目指す会社の姿だと強く感じます。
それでも、入社した社員には言います。まずは一週間、一か月、三か月我慢しなさいと。
多分辞めたくなる時期がそんな頃かと思います。「自分には向いていない」「何となく自分の思っていた仕事のイメージと違う」など、
理由は様々ですが、ふっと辞めたいなと思う頃です。
そこで私は、まずは一年、出来れば三年頑張ってみてくださいと伝えます。三年経つと仕事の流れも把握でき、人間関係もほぼほぼ構築され、自分のペースが作れてきます。業務も任されるようになり、仕事も楽しくなってきます。やらさている感が無くなる時期が三年経った頃だと経験上感じています。そうなってくると今まで苦になっていたことが、それほど負担で無くなります。
「石の上にも3年」という言葉が死語にならない事を祈ります。
大きなケガやトラブルもなく無事一年が過ごせたことに感謝いたします。
2019年が、皆様にとって幸せな一年になりますように!