『お客様の願いをカタチにする。93年間で積み上げてきたノウハウを最大限に活かす努力』そんな言葉を胸に市原工業は輸送・物流支援をおこなっております。市原工業がサポートすることは『会社の将来を考えたご提案』です。豊富な実績で培った経験則をもとに、物流効率の最大化をご提案していきます。代表の市原です。
先日多治見商工会議所の研修で「本社は田舎に限る」の著書吉田基晴社長の会社を見学してきました。徳島県の美並町という場所でプライベートビーチのような砂浜が目の前に広がるとても環境の良い場所でした。吉田社長の会社は、なんと以前銭湯だった所を改装したものでした。所々に昔ながらの先頭の趣を残しておられるのも大変ユニークでした。
ウミガメの産卵でも有名な所だそうですが、素晴らしい大自然に恵まれた地域です。
人口わずか数千人の町に今変化が起こっているそうです。一企業が始めた採用がきっかけでまち全体が変わろうとしている。素晴らしい試みだったと思う反面、なかなかそこまで踏み出す勇気がないというのも実感としてあります。
人口減少の時代に必要になってくるのは、一人一役でなく一人の人間が複数の役割を持つことが必要であるという吉田社長の意見には頷けました。副業であり複業であると。
現在どこの企業も人材不足で悩まれています。そんな中、この会社は「昼休みにサーフィンが楽しめる職場」という求人を出し、見事に採用に成功されました。
若者の価値観は日々変わりつつあります。田舎なんて若い者は来ないよというのを逆手に取った手法です。確かに毎日満員電車に揺られ、通勤に一時間以上かけるよりも大自然の物価の安い地域で、ゆったりと仕事に臨んだ方が効率も上がるのかもしれません。
今回は、さわりの部分だけのご紹介となりますが、また折をみて、視察の感想を書かせていただきたいと思います。