木製パレットを使用して輸出する場合の注意点!|木製パレットや包装・梱包資材等から、輸送・物流の支援を!岐阜の市原工業株式会社。

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木製パレットを使用して輸出する場合の注意点!

木製パレットを使用して輸出する場合の注意点!

2020/10/8

地元多治見市一筋93年。ここまで長い間、営業して続けてこられたのも岐阜のお客様に愛され、そして選ばれ続けてきたからです。「提案力」「技術力」「対応力」、これら3つを大切に、パレット製作や包装・梱包材のご提案をさせていただきます。

代表の市原です。既に貿易で輸出されてみえる方は、よくご存知かとは思いますが、海外に商品を輸出する時に、木製のパレットや木箱を使用する場合に検疫上木材の消毒が必要になります。

これは、全世界的にマツノザイセンチュウという害虫が木材の中にいて、その国の森林をダメにしてしまうのを防ぐためです。

木材は、自然にあるものですので、当然虫が寄生します。その中でもマツノザイセンチュウは、樹木を腐らせてしまう非常にたちの悪い害虫です。その流入を避けるために、世界的な基準が定められ、国際的な基準となっています。強い防虫剤や殺虫剤を使用するのでなく、木材を加熱し、その卵を死滅させることが最も有効な方法とされ、もう10年以上前から実施されています。ただ、加熱すると言っても明確な基準が定められており、梱包に使用する木材を取り扱う業者は、植物防疫所の管轄機関から審査を受け、認定された業者に限られます。

定期的な検査も受け、しっかり管理されています。

現在世界の殆どの国が、木製の梱包材を使用する場合にこの世界基準(ISPM#15という)の適用を求めるようになっています。

こう書くと、非常に面倒がかかってしまうとか、自然が守られるか心配との声も聞かれてきそうですが、心配は必要ありません。

前にも書きましたが、適度な間伐は森を守るためには必要です。

当社も、植物防疫所から認定を受けておりますので、パレットや木箱の消毒処理したものをご提供する事が可能です。

初めて木製のパレットや木箱で輸出をされる方、何かわからない事があればお気軽にご相談ください。

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