新年からバタバタしている市原工業㈱です。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、岐阜県も1/14~2/7までのあいだ新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下に置かれることとなりました。
弊社では以前よりBA-CLEANとファーストクロラスウォーターというプロ用除菌剤をお取り扱いさせていただいておりましたので、昨今の感染者の急激な増加に伴いお問合せをたくさんいただいております。
そんな中でよくお客様とお話している中で沢山いただくのが
「アルコールが入っていないのにちゃんとコロナ対策として効果がありますか?」
というお言葉。
確かに世間一般ではアルコール消毒が効果的と報道されています。
過去にもたくさんの除菌剤は世に送り出されていますが、やはり一番認知されているのはアルコールでの除菌ということなのでしょう。
それだけに「アルコール除菌が一番効果的だ」と思われてしまっているのも仕方のない事。
「市原工業㈱ではアルコールが入っていない除菌剤を販売しているけど、ちゃんとコロナ対策として有効なのかな?」
「なんで市原工業㈱はアルコール含有でない除菌剤を積極的に販売しているのかな?」
今回は、そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
アルコール除菌剤と市原工業㈱取扱い除菌剤の違いを知って、効果的なコロナ対策をしよう!
さて、そんなわけで世間にたくさん出回っている除菌剤ですが、それぞれに特徴があります。
市原工業㈱で取扱っている製品にも目的に合わせて考えられた性能や使い方があります。
逆に言えば目的に合った使い方や性能がないと期待した効果が得られないなんて事態も起きてしまいます。
除菌は目に見えない相手への対抗処置なのでこの部分は意外に見落とされがちですが
十把一絡げに除菌剤は細菌・ウイルスに効果がある!
そうは言えない現実もあったりしますのでそれぞれの特徴を把握して適材適所で除菌剤を選択できるようになるのが理想ですね。
では、それらはいったいどういった特徴があって、どんな使い方が最適なのでしょうか?
次の項目では、まずアルコール除菌剤のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
アルコール除菌剤のメリット・デメリット
メリット
- 99.9%除菌
- 環境への負荷ナシ
- 乾きが早い
- 入手が簡単
- 希釈などの作業がない
- ジェル状や除菌シートなどいろいろな状態で売られている
デメリット
- 有機物(汚れなど)があると効果が半減する
- 人体への負荷がある(手荒れなど)
- アルコール臭がある
- 蒸発後には効果ナシ(持続性がない)
- 石油系樹脂を劣化させる
- ノロウイルスなどには効果がない
- 火元注意
BA-CLEANのメリット・デメリット
メリット
- 99.9%除菌
- 天然成分100%
- 有機物存在下でも効果を発揮
- 人体への影響ナシ
- ノロウイルスなどの強いウイルスにも高い効果を発揮
- 高い持続性
- 環境への負荷ナシ
デメリット
- PETボトル容器では使えない(強いアルカリ性なので不向き)
- 購入先が限定される
- 噴霧後に少しだけ白い天然成分が残る
- 主成分が水なので乾きが遅い
ファーストクロラスウォーターのメリット・デメリット
メリット
- 99.9%除菌
- 高い除菌効果
- 高い安全性
- 希釈タイプなので保管に場所をとらない
- 石油系樹脂にも使用可能
- アルコール除菌剤を使う範囲すべてに使用可能
デメリット
- 希釈作業が必要
- 購入先が限定される
- 希釈後の水溶液は保管期間が1カ月
様々な角度から見て最適な除菌剤を選ぼう
ご覧いただいたように、使う場所やシチュエーションによって最適な除菌剤は変わってきます。
人体への負担はなるべく避けたい
調達はドラッグストアでも可能な方が良い
保管場所をとらない物が良い
など、人によって必要になる条件は変わってきます。
手に取った除菌剤が自分の目的に合った物なのか?
その部分を考えるだけで除菌の効果もグッと上がります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は一般的に広く認知されているアルコール除菌剤と弊社で取り扱いをしている除菌剤との違いを通して
皆様の目的に本当合った除菌剤はなんなのか?
を考えていただけたらと思いお送りしました。
時は新型コロナウイルス感染緊急事態宣言下です。
毎日の生活の中での除菌作業がとても大切な時と言えます。
そんな今にあって、出来るだけ効果的で無駄のない は必要です。
今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
つらい状況が続きますが、共に頑張って乗り越えていきましょう。