地元多治見市一筋93年。
ここまで長い間、営業して続けてこられたのも岐阜のお客様に愛され、そして選ばれ続けてきたからです。
「提案力」「技術力」「対応力」、これら3つを大切に、パレット製作や包装・梱包材のご提案をさせていただきます。
こんにちは、営業の岩田です。
最近の日本の状況として目立つのは様々な物資が外国から国内に入って来にくいという事。
昨年はウッドショックに翻弄された(今でもですが)市原工業㈱ですが、今度は様々な製品の値上げという事態に翻弄されています。
実際に国内での流通量が減ってしまえばモノの値段が上がってしまうのは当然の道理ですが、コロナに次ぐ戦争の影響でしょうか?国内のモノの値段についてはとにかく不透明な事態が続いています。
そんな中で毎週届く値上げの通知に悩まされながら、「逆に有効な手段は他にないものか?」と考えていたりします。
例えば最近お客さまにご提案させていただいたケースではこんなものがあります。
ウッドショックで価格が高騰した代表的なモノに合板の類があります。ベニヤと言えばわかりやすい木を何層かに重ねて作られた板の事です。
その合板のご注文をいただいたのですがどうしても今の状況下では価格が高い。
予算から考えるとなかなかツラい状況だとの事でしたのでメーカーに相談したところ「ハードボードという製品で十分対応出来るのではないか?」という意見が。
ハードボードというのは木材の繊維が主原料になった成型板の事で住居の内装材などで使われているモノのことです。
比較的丈夫で加工が簡単、そして価格が安定しているなどの特徴があるので現在のベニヤ高騰の状況下で採用されることが多くなったとの事でした。
「なるほど、それは一考の価値ありだ」ということで製品のメリット・デメリットを交えお客様にハードボードをご提案させていただきました。
お聞きになったお客様はハードボードの存在をご存じなかった為に喜んで検討すると仰ってくださいました。
こんなことから市原工業㈱では自分たちがご提供できるものはただの商品だけではなく現場に存在する様々な問題への解決策なのだと改めて実感しました。
メーカーとして、商社として出来ることは無限に近いとも言えてしまいます(大袈裟ですが…)。
そんな我々は今の困難な状況を生き抜こうとする企業様にどうやって貢献できるのか?
とにかく偏差値貧乏な頭をフル回転させて考えていこうと思っています。