皆様、あけましておめでとうございます
市原工業㈱ 営業の岩田です。
今年も皆様のお役に立てるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年は取り扱い商品が軒並み値上がりしていく中でテンテコマイになりながら過ごした一年だったという感想です。
今でもコロナ、戦争、円安などが影響していて物価高騰が落ち着く気配が感じられない状況。
しかしながら、そんな状況下にあっても諦めないというのが肝心ですから工夫次第で苦境を乗り越える事がきっと出来ると信じてアレコレと試行錯誤しています。
先日縁あって新型コロナの影響で劇場上映が出来なかった映画を鑑賞しました。
その名は「グレイハウンド」
輸送船を護衛する船長が主人公の第二次大戦が舞台の大作映画です。
トム・ハンクスが主人公を演じますので一昔前の状況下ならけっこうヒットしたんではないかと思いますが、劇場での上映が出来ずに宙に浮いていたところをAppleTV+が買ったという事でした。
そのため多くの人に認知されることなく今に至ってしまっているコチラの作品ですが、観賞すると重厚かつスリリングな内容でとてもエキサイティングな時間を過ごすことが出来ました。
物語はドイツの潜水艦数隻に船団が狙われ始める頃から息も出来ない緊張感で手に汗握る展開となっていきます。
見えない敵を相手に少ない情報で戦い味方を守る。
自分の判断が適切だったのかというプレッシャーに圧し潰されそうになりながら、刻一刻と変わる戦況に責任者としての判断を下していかなければいけない。
次の瞬間には味方の船が炎に包まれているかもしれない。そんな時間を多くの命を背負って過ごすのはまさに地獄のようだと言えるでしょう。
とても困難な作戦に挑む主人公を演じるにはトム・ハンクスは適役だったと思います。
そして思ったのが、この手探りの状況はなんだか我々が置かれている状況に似ているなぁということ。
経済状況は先行きが見えなくて、何が最善の策なのかわからない。
でも試行錯誤しながら立ち向かうしかない。
さすがに敵の魚雷一発で撃沈という死と隣り合わせの状況とは深刻さが違うかもしれませんが、皆が生活や家族を背負って生きているのですから通底するモノは同じではないか。
そんなふうに思いました。
常に強くありたいと思っても理想通りには出来ないものですが、それでもアレコレ悩みながら歩み続ける。
トム・ハンクス演じる船長を見習って「よかった~」と思える瞬間まで自分も気を抜かないで頑張っていこうと思います。
さて、そんなワケで今月27日、28日には「き」業展も控えています。
こんな時こそ地元企業が捻りだした画期的なアイデアに出会うチャンスです。
先行き不透明な状況に戦々恐々とするくらいなら前向きに動きだしましょう。
市原工業㈱も小さなブースで待っています。