こんにちは。
市原工業㈱ 営業の岩田です。
前回は『この職場にいる意味』について少し思う事を書きました。
中年になると考え方も立場も若いころとは随分と変わってしまうので、その変化に翻弄されてしまいます。
「昔はコレで良かったのに…」ってのは多くの中年ビジネスマンが思う事なのではないでしょうか?
それでも落ち着いて世間を見渡すと時代の変化の速さに合わせるように有益な情報に接することも容易になったことに気が付きます。
20年前ならば図書館で一日籠っても出会えなかったようなビジネス情報にも今では一瞬でアクセスできます。
有難いことにそういった情報にアクセスすることさえできれば時代の変化にも対応することが不可能ではない。
それらに触れ、自己研鑽を重ねる事で時代に則した人材であり続けられる!
しかし、そうは言っても努力を続ける事は並大抵の事ではないのが現実…
中年って体力と根気が続かんのです…
話はちょっと変わりますが先日ちょっとした縁で転職サービスのエージェントをしているという人とお話しする機会がありました。
お話を聞いていると、最近は中年層も自分の挑戦したい事に積極的にチャレンジする人が爆増しているということです。
今までのキャリアやスキルが他の業種でも活かせると気付いた人たちは転職にも抵抗が少なく、むしろキャリアアップのチャンスと捉えているんだとか。
ちょっと前まで「転職は30歳まで」と言われていましたが現在はそういった考えは「まったくの時代錯誤」なんだとか。
しかし一方で変化を望まない中年ビジネスマンも多く存在していてアクティブな考えの人との隔たりが大きくなっている深刻な現象もあるとの事です。
年を取ると保守的になってしまうのはよくある事で、このことは自分も「仕方ないよなぁ~」と共感できる部分もあります。
皮肉な事にそういったマインドの人ほど現代の職場には不要とされてしまう。
「数十年働いてきて落ち着けると思ったら全然勘違いでした!」ってのは多くの中年ビジネスマンに共通する思いなのではないでしょうか?
コロナ禍でのリモートワーク普及によって話題になった『管理職不要論』がそんな事態に拍車をかけてしまっているのも事実。
中年ビジネスマンはこれからの時代に合わせて自分をどのように高めていくのか真剣に向き合う時に来ている。
リスキリングやアンラーニングという言葉が多く使われるようになったのもそんな時代の変化によるものだ。
住んでいる場所やキャリアがフラットに扱われるようになってきた時代だからこそ『その人の真価』が問われるようになってきた。
そんな感じの事を仰っていました。
時は流れ時代は変わる。
遅れを取らないためにはそれらを敏感に感じ取り行動する必要がある。
とは言え簡単なことではないわけで~
やれやれ、ビジネスマンが思い悩む時代はまだまだ続きそうですね。