こんにちは。
市原工業㈱ 営業の岩田です。
早いもので11月も後半に入ってしまいましたね。
今年があと一ヶ月ちょっとなのかと思うと時間の過ぎる速さにドン引きしてしまいます。
個人的には厄が明けての一年となったのですが、なかなかハードな事が沢山起きてテンヤワンヤの一年でした。
やっぱりオンラインでもお祓いはやっておけば良かったかなぁ~と思っているので、次の一年はスタートからしっかりと準備しておきたいと思います。
さて、個人的な話は置いといてちょっと経済なお話を。
この一年の大きな経済的な動きと言えるのが物価高騰ではないでしょうか?
コロナ中からいろいろな混乱に見舞われた日本経済ですが、ここへきて一気に波が押し寄せた感じです。
戦争やコロナ後の世界の停滞などが複雑に絡まっている事態に関しては素人がここで書くのは適切ではないので控えますが、どんな家庭や会社にとっても舵取りの難しい状況と言えそうです。
そして、こんな時に失敗してしまいがちなのがコスト削減での判断ミス。
弊社にも時折商品の見積依頼のお問合せをいただく事がありますが、その中には「安ければなんでもイイ」といったお考えの方もたまにおられる様子。
今使っているモノが高くなってしまったから他を探すというのは一見当然のように思えますが、落ち着いて考えると平時にそのモノを使っていた理由というものが有るはず。
ちょっとした性能の違いやユーザビリティの高さは数字にはしにくいので評価されにくい部分ではありますが、実際の作業現場では大きな要素です。
過去にも石油化学製品や紙製品の価格高騰に伴って安い商品を探したという現場は多かったですが、買ったけれど現場での評価が悪くて誰も使わないまま倉庫に眠っているという資材などは実際多く見かけます。
しかし、それでは本末転倒。
それだけに今の現場の根本的な見直しこそ注目するべきポイントであると思います。
人の動きや作業の段取り、包括的な現場の再構成やゼロベースでの人やモノの見直しなどで大きく現場は変わります。
高くなったから安いのを~という発想ではなく、それを機に根本的に困るコトって何なのか?
ちょっと立ち止まって考えると見えてくるものがきっとあると思います。