お仕事映画館『ナインスゲート』|木製パレットや包装・梱包資材等から、輸送・物流の支援を!岐阜の市原工業株式会社。

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お仕事映画館『ナインスゲート』

お仕事映画館『ナインスゲート』

2024/7/20

皆さんこんにちは。

お仕事映画館の時間です…って「記事ネタ無いんかい!」と思ったアナタ!鋭い!

いやいや、そうじゃない。

書きたい事はイッパイあるんですが、せっかく一回アップしたシリーズなんで二階ぐらいは連投しとかんとイカンなぁと考えたワケです。

そんな独断と偏見で第二回の投稿をしちゃおうと思うワケなんですが、今回取り上げる映画は…

ナインスゲート

です!

 

 

皆さん大好きなジョニー・デップが主演しているオカルトミステリー!

個人的にもこの時期のジョニー・デップは好きでフェイク、ショコラ、ブロウ、ラスベガスをやっつけろ!など個人的に好きな作品が集中している時期でもあります。

しかしながら2005年以降の彼のお仕事はあまり好きではありません。

やっぱり彼は巻き込まれて途方に暮れている役がめっぽうハマる!

それだけに能動的に動き回る海賊とかなんだかなぁ~って思ってしまうワケですね。

あと顔を白く塗っている役もシザーハンズ以外はイマイチな感じがしました。

しかし今回はジョニー・デップ本人のお仕事についての話ではありませんよ!

 

さて早速映画のあらすじにいってみましょう!

 

【あらすじ】

稀覯本(古く世に出回っている数が極めて少ない本)専門の探偵をしている主人公(ジョニー・デップ)が、ある人物から「悪魔の書いた本」を探してくれと依頼されます。

それはこの世に3冊存在しているとのこと。

しかしその内のどれかは偽物だというのです。

依頼者は本物には悪魔を呼び出す儀式の正しい方法が記されていると言います。

何をしたいんだ?この人は?

しかし探偵は大仕事だという事で世界中を駆け回ります。

依頼者は金持ちなので経費使いまくりです。

探し回るなかで謎の美女の登場、身の危険、関係者の死亡など様々な出来事に見舞われてテンテコマイの主人公。

はたして依頼を見事成功させて悪魔の書いた本当の本を見つける事はできるのでしょうか!?

ってお話です。

 

【お仕事ポイント】

やはり主人公の特殊な仕事が気になりますね。

専門的な知識が豊富で交渉する能力もある。

それに微かなヒントをもとにゴールへの道筋を見つける洞察力や推理力がある。

そんな限られた人しか出来ない特殊な仕事ってなんだかカッコイイですね。

 

一回依頼を受けたら難易度が高くても頑張って決着が付くまで諦めない姿からは「社会人ってこの感覚持ってないとダメね」。という声が聞こえてきそうです。

言葉の端々に特殊な仕事をしているという矜持も感じられて鼻につくけど嫌いになれない所があります。

そうは言っても、どこかボンヤリしていて頼りない雰囲気があり、不誠実なところもある。

そんな所も人間臭くてイイんです。

この映画を観ているとキレキレのビジネスマンでなくても信念があり、やり遂げる意思が強ければ社会人としてはじゅうぶん合格点なんだ!って思わせてくれます。

 

謎の美女意外に優秀な人ってのが出てこないし、なんやかんやで事態が進んでいくのも現実世界っぽい映画。

お題はオカルトですが、設定がリアル。

それにテキトーな人が結構な金持ちになっていたり権威ある立場にいたりするんだもん…「こんなんでも出世できるんよね」って気分になりますよ。

現実世界もそんなもんだし。

コスパだタイパだ!と効率優先な考えや、リスキリングやアンラーンなどの社会人改造みたいな事がもてはやされている昨今ではありますが、そもそもお仕事ってそういう事なんだっけ?と一旦冷静にさせてくれる効果がこの映画にはあると思っています。

 

毎日クタクタになるまで働いているのに将来の見通しがなんだか暗く感じている人に見て欲しい映画。

それがナインスゲートです。

 

しかし、たぶんそんな観点で楽しむ作品ではないです。

 

 

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