2025/7/24
こんにちは。
営業の宮地です。
今回は次世代の養生シート【クロスラムシート】について書いていこうと思います。
クロスラムシートとは?
ポリオレフィン樹脂を基材にした高強度のプラスチックフィルムを延伸方向の異なる3層フィルムを4枚重ねて圧着した12層構造が特徴です。
ブルーシートの代替品として注目されています。
屋外での作業では、雨や風、紫外線など厳しい環境から資材を守る必要があります。
ブルーシートでは、破れやすさや劣化の早さに悩む現場も多いのではないでしょうか。
そこで注目したいのがクロスラムシートです。軽くて丈夫、そして長持ち。まさに次世代の養生資材です。
🌟メリット
- 軽くて丈夫:12層構造で破れにくく、設置もラクラク
- 長寿命:屋外でも3年以上の耐久力
- 多様な用途:野積み、養生、グラウンドカバーなど幅広く対応
- 作業性抜群:大型サイズでも扱いやすく、効率アップ
⚠️デメリット
- 一般的なブルーシートより価格が高め(3倍ほど)
- 加工やカスタマイズには事前の相談が必要
🛡️ 耐久性の比較表
項目 | ブルーシート(#3000) | クロスラムシート(L140) |
---|---|---|
耐光性 | 弱い | 強い |
防水性 | 悪い | 非常に良い |
強度 | 弱い | 強い |
作業性 | 悪い | 良い(軽量で扱いやすい) |
重量 | 重い | 軽い |
耐久性 | △(約1年) | ◎(3年以上) |
※クロスラムシートは、3年経過後でも平均80%の強度を維持するという試験結果もあります。
コスト面で少し迷うかもしれませんが、破損による交換や、雨風対策の再対応を考えると、総合的なコストパフォーマンスは非常に高いといえます。
資材を守る養生材の選択は、作業効率や現場の安心に直結します。
クロスラムシートは、従来のブルーシートの課題をカバーし、屋外作業における「強さ」「使いやすさ」「長持ち」を実現。
たった1枚で、現場の品質と安心を支える──そんな頼れる存在です。