代表の市原です。
令和2年を振り返ると、殆んど楽しかった思い出がない。どこにも旅行に行けず、連休や休日も飲んだり騒いだりもできず、ただただ一年が過ぎ去っていったような気がする。
ただ、今日現在、体調を崩すことなく、元気でいられることにまずは感謝しなければいけないのかもしれない。
今年1月会社の新年会で、「今年は設立70周年です。少し奮発して、皆で旅行へ行きたいと思います。」そんな明るいスタート。売上も比較的順調な滑り出し。厳しいながらも頑張っていける一年になるのかなと思っていた。1月末には、展示会に出展し、会社のPRに力を注いだ。
ところが、2月後半、言わずと知れず「新型コロナウイルス」の感染拡大。
事態は一転した。初めて経験する緊急事態宣言。不要不急の外出禁止。ゴールデンウィークに殆んど車が走って無い光景に愕然とした。営業に行けない。人と会うのもお許しを得ないと会えない。社員は大丈夫か?もし社内で感染者がでたら。消毒ってどこでやってもらうか等々、毎日が不安の連続だった。志村けんさんの突然の訃報にも驚いた。感染したら死んでしまう。そんな恐怖が頭の中をよぎった。
夏頃に少し落ち着き始め、やれやれこれで収束に向かうと思いきや、11月に入り、第3波到来。最近では岐阜県でも1日の感染者数が50名を超える日が続いている。
12月、いつもなら週に2~3回の忘年会。二日酔いの毎日だったのが、今年の忘年会は一つもない。もちろん会社としても実施を見送った。
まだまだ不安は消えないが、立ち止まってもいられない。少し顔を上げて、前進しなければ…。
今日の新聞で「1日5分、どうしようもないことは、どうしようないんだと頭で繰り返し思って」と看護師で僧侶の方が教えてくれた。
令和3年が皆様にとって、良い年になる事を願って。
来年もよろしくお願いします。