こんにちは。
市原工業㈱ 営業部長の岩田です。
暖かい日も増えめっきり春といった雰囲気に満ちてきましたね。
早くも熱中症の話などもメディアでは取り上げられているようですので月日の流れる速さに驚いています。
さて表題にもありますが、私岩田から報告です。
4月いっぱいをもって市原工業㈱を退社いたします(実際は5月中は在籍してますが)。
13年間アレコレと頑張ってきましたが新たなステップに向けて踏み出そうと決断をいたしました。
「沖に出る」
と言ったところでしょうか?(一部の人には響く表現かな?)
色々と自分の中に欲求があり、それを言い訳で押さえつけておく事を止めようという判断です。
40代も半ばに差し掛かって今さらナゼ?というお言葉をいただく事もありますが、人生は今が一番若く、時間は常に進んでいき不可逆です。
留まる事に疑問を持ったら動き出すことはとても大切な事なのではないかと思うのです。
今まで市原工業㈱で取り組んできた事には営業マンしての役割意外にもたくさんありました。
先の未来を見据えてのデジタル化への取り組み
日々新しいモノが世に出されていく中で時代に取り残されないようにアレコレ始めてみる取り組み
昔から変わらない作業の見直し
宣伝広告においてのデジタル・アナログ両方からのアプローチ
さまざまな営業戦略を学び実践する取り組み
今振り返っても多くの事に挑戦してきたと思います。
それら多くの挑戦が自分を成長させ、学ばせ、勇気を持たせてくれたと思っています。
パソコンが無い、会社用ケータイ電話が無い、カーボン紙で見積書を書く、荷受けだけで半日が終わる、公式のホームページが無い、営業活動用のチラシや資料が無い、顧客情報のデータベースが無い…
などなど入社当時の事を思い返すと「全然道半ばだけど、それでもイロイロ揃えるための努力はしてこれたかな?」とも思います。
ホームページは最初社内で「何の意味があるの?」から始める必要がありました。
当時の若手と二人でプレゼン用のサンプルをWIXで作って、社内合意を得てから岐阜県内の製作会社数社にアプローチして依頼先を選定。
スタート当初はSEO対策で必死で更新をしていました。
今ではそれなりにホームページからのお問い合わせが来るようになり、あの時の努力が少しは実を結んだかな?とも思います。
チラシの製作も外注する余裕なんてありませんので自分で持ち込んだパソコンのワードを使い、取引先に情報をもらいながらスキマ時間に作ってきました。
今になって古いデータを見ると「マジでこんなダサいチラシを配ってたんだ」と顔から火が出る思いです。
その他にも、毎日のインスタグラム更新でネタ探しに四苦八苦したこと。
昭和から眠り続けていた在庫を処分して倉庫を大掃除したこと。
資材部門とパレット・木箱の部門の営業も担当するようになったこと。
毎日5件多治見市内や近隣エリアのお客様にチラシを配ってはPR活動したこと。
コロナ禍で何が売れるのか?を考えては試行錯誤したこと。
地元の展示会に出展をしたこと。
チョット思い返すだけでもたくさんの経験が頭に浮かびます。
出来ないことが出来るようになった喜びや、取り組んでも望んだ結果にならなかった無念さはやった人間だけの財産だと言えますね。
(こうやって見ると自分にはゼロ⇒イチの仕事の方が1⇒10よりも向いているのかも…)
これからは新たな場所で全力で自分に課せられたコトに取り組んでいこうと思います。
縁あってどこかでお会いする事があればどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆様、今まで本当にありがとうございました。
極端な天候が増え、経済状況も先行きが分からず、人口減少が止まらない状況ですが、どうぞご自愛ください。