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代表の市原です。今日は、私が10年間所属した青年会議所について書きたいと思います。

青年会議所は、明るく豊かな町づくりを目的とした組織で、大きな特徴は40歳で卒業を迎えることです。二代目や三代目の自営業者の子息が多いため、誤解されることも多いようですが、世界的に存在する歴史ある組織です。

基本は、一つの市に一つの青年会議所が存在します。比較的ローカル色が強く地元のいろいろな業種のメンバーとの繋がりが持てるのもこの団体の大きな魅力の一つです。

但し青年会議所は、その団体の中で商売をするのが目的ではないので、あくまでもその会社の経営者と繋がりができるといったところでしょうか。

私も卒業して14年ほど経ってしまったので、現状の事は定かではありませんが、当時は100人を超えるメンバーが所属し、多治見を代表する企業の子息から自分で会社を立ち上げた従業員数人の経営者まで様々なメンバーがいました。大学からこの地を離れていた私にはそういった出会いがとても新鮮でしたし、私なりに一生懸命に取り組みました。

今の自分があるのもこの青年会議所の存在が大きいです。まちづくりの団体の一つかもしれませんが、全くよく出来たシステムで、物事の組み立てや進め方など多くの事を学ぶこともできました。少し手を抜いて進めていると容赦なく指摘され、胃が痛い思いも数多くありました。そんな中で、一緒に汗や涙を流したからこそ芽生えた仲間意識や友情は、今でも続いています。

沢山の素晴らしい先輩達にも出会えることが出来、今でも私自身の師匠的な存在になっていただいています。

「念ずれば花開く」「思いが先、結果は後から付いてくる」「ちょっと無理して」「真っ向勝負」今でも、時折先輩たちの叱咤激励が聞こえてきます。

昨今は多くの異業種交流会が開催されているようですが、仕事とは直接関係のない団体に所属し、自分を磨くのも大切なことの一つだと感じています。